2017年10月2日

30分以内と49時間以上

リコ。あれから色々と調べてみました。最悪の事態、すなわちこの国が核攻撃されることを想定して、どのように身を守ればいいのかを調べていたのです。次に私なりの覚書きを書いておきましょう。これが、何の役にも立たないことを願って。それにしても、最悪の事態を前に、最善の手を尽くしておくことは無駄ではないと思うのです。願わくは、この国の一人ひとりが、自分のため、家族のために正しい知識を学びとりますように。

・近くで爆発があった場合、最初の一瞬を生きられるかどうかは、もう運にかかっているとして、そこで生き残ってからの話をしましょう。

・被災者は、30分以内に屋内(できればコンクリート造りで、地下室ならなお良し)に避難しなければならない。爆発後30分から数時間にかけて、最も放射線の多い灰が降る。

・それから、出来れば49時間以上、避難を続けなければならない。そのあいだの食料は、もちろん外気に晒されていないものにして。放射能は7時間で10分の1になる。だから、49時間経てば100分の1になる。

・爆心地から何百キロも離れた地域ですら、放射性物質は飛んでくる。だから、放射能が100分の1になる49時間を屋内(できればコンクリート造りで、地下室ならなお良し)で過ごすか、爆心地からの風がこない安全な地域へ逃げるか、その時の状況に応じて判断しなければならない。

・私はN99規格のマスクを買って、お母さんにもあげました。また、安定ヨウ素も買いました。成人で一回100mgから130mg(ヨウ化カリウム換算)が推奨される摂取量のようです。ヨウ素剤には、そのほか、妊婦さんのこと、ほかの薬との飲み合わせもあるので、ケースに応じて要確認です。

きっと、またね。

マコ